dev.kokushin

HTML5、CSS3、JavaScriptを中心に、日々のプログラミングで得た知識をメモしています。

きよっち塾 #1 「本当にわかってる?Webサイト・Blog・SNSの役割」レポート

僕の学生時代の恩師であるきよっち先生(@kiyotchiによるマーケティング講座に参加してきましたので、勉強会レポートとしてメモっておきます。

前提条件として、アピールする相手が間違っていたら必ず失敗する

”誰の行動なのかを考えて分解する”
いらないものはいらない

ペルソナについて

理想の想定顧客(ペルソナ)を作ってウェブサイト設計することがあるが、
だんだん自分にとって行動してほしい人を作り上げてしまうのであんまり意味が無い。

理想の顧客像とは

顧客が最終的に変身してほしい最終形態であること

なんとなく来てしまった人もいる 理想の顧客像は1%もいないと思われる

なので、

ペルソナに合わせるように顧客を育てていくことが必要

顧客の種類

顕在顧客(けんざいこきゃく)★この顧客を目指す
商品に対して買いたい欲がある人・すぐにでも行動を起こす
(例)コーラがほしい、コーラ買う

準顕在顧客 あるサービスと同種のものが必要とわかっている・近々行動を起こしそう
(例)ドリンクがほしい、コーラを買いたい可能性

潜在顧客 必要だとわかっていない自分とは関係ない、一回買ってしまいた・すぐには行動を起こさない
(例)ドリンクは必要としてない、ドリンクを買わない

顧客のランクを上げる

潜在顧客
↓ ドリンクが自分にとって必要だと認識させる
準顕在顧客
↓ ドリンクの中でもコーラがほしいと思わせる
顕在顧客

ランクを上げるように顧客を育て上げる必要がある。
顧客を自分の理想の形に育てていく

顧客層別にコーラを買うまでを行動分解してみる

【顕在顧客】
・店に入る→雑誌エリア前を通過して→ドリンクエリアへ→コーラを取る→レジへ直行→会計

【準顕在顧客】
・店に入る→お菓子エリアへ→ポテチを買う→炭酸飲料が必須→ドリンクエリアへ行く→コーラかサイダーで迷う→ポテチと合うのはコーラ→コーラを取る→レジへ向かう→ついでにチキン買う→会計

【潜在顧客】
・店に入る→雑誌を読む→長居したので喉乾いた→ドリンクエリアへ→何でも良かったのでとりあえず目についたコーラを選ぶ→ついでにお菓子を選んで→レジへ向かう→会計
・店にいる→ガムを買う→ガムだけ買うのは気まずい風潮→ついでに飲み物も買おう→ドリンクエリアへ→最近コーラ飲んでないしコーラ買うか→

行動心理学だ

・顕在顧客は直行
・準顕在顧客、潜在顧客はキョロキョロしているので、買わせたい商品に目を向かせる

ここまでのまとめ

ペルソナは理想顧客

顕在・凖顕在・潜在にわけてその人達をペルソナに近づけるためには?

と考える。

先ほどのWeb・Blog・SNS役割に置き換えてみる

Webサイト = 顕在顧客
(情報は完全に整理されている、自社サービスに関することがほとんど、更新頻度が低い、時系列に並んだデータにはならない) ↓ 完全に必要だと思っている顧客層が最終確認として利用する場所 行動するのに必要な情報以外は不要、購入の後押しをする

ブログ = 準顕在顧客
(まとまった時間の情報を時系列に並べる、情報は増え続ける・残り続ける、顧客との距離は若干遠いが繰り返し来る可能性はあり)

情報整理の段階では切り捨てられる情報も掲載可能。
顧客に対して自社サービスを選択してもらえる理由を細やかに発信することができる。

SNS = 潜在顧客
(直接関係のない情報も提供される・情報は整理されない・顧客とゆるいつながりを持つ・利害関係はない・情報は消えゆく)

瞬間の情報なので他愛無い会話を通じて自社を認識してもらえる、
フォローなどでつながりを保てる

顧客層ごとに必要としているものが違う
それぞれの役割を理解していると、こういうWeb施策の必要、不要が予めわかる。